推薦のことば

  • 高橋 剛志

    高橋 剛志 氏 所属:一般社団法人職人起業塾

    新築住宅住宅取得者にアンケートを取ると7割が後悔しているという驚くべき結果が長年にわたり続いているのが住宅産業です。
    一般的に住宅は人の一生で最も高額の買い物であり、当然、購入者は慎重に情報収集を行い、検討を重ねて最善の選択をしたいと思うはずです。にも関わらず大半と言っても過言でない人が失敗するというのは異常な状態であり、社会問題と言っても過言ではないと思っています。

    幸せな家づくりをしたと言われる一部の人と、後悔してやまない人の差は何だったかと考えれば、それは情報収集の元にあり、どのような場所や人に情報を提供してもらうかに大きく依っていると考えられます。
    戸建て住宅販売の売上高のシェアに目を向けると高額と言われる大手ハウスメーカーとローコストの分譲住宅販売会社が玉石混淆でずらりと名を連ねます。これらは全て営業会社であり販売会社です。
    世の住宅取得者が70%不幸に陥っている現状とは、住宅を作る会社ではなく売る会社に話を聞きに行き、正しい知識を得る機会がないまま、住宅取得者が経験値がないことをいいことに営業マンが作ったレールに乗せられ契約してしまう仕組みが住宅業界のスタンダードになってしまっているからです。

    不幸な人が圧倒的に多い現状は是正する必要がありますが、残念ながら住宅業界の内部に自浄作用は求めることが出来ないのが現実です。
    そんな観点から、住宅プロデューサーという営業マンではない第三者的な立場で住宅取得者に寄り添い、正しい知識を伝える役割を担った人が住宅業界に増えて行くのは非常に喜ばしいことであり、これまでの住宅業界特有の悪習を是正するきっかけになるかもしれないと大いに期待しています。

    ■ 講座について どのような人、会社、資格取得者に学んで欲しいか
    住宅取得者の幸せをナビゲートするにはあらゆる建築の知識が必要とされます。建築士、施工管理技士、インテリアコーディネーター等の専門知識を学び、資格を取得した人にさらに奥深い学びを得て、圧倒的な信頼を得られるレベルに成長していただきたいと思います。

    ■ その講座を学ぶことでどのような効果(成果)、価値が得られるか
    住宅業界に籍を置く人が、一般の業務を離れて全く違う立ち位置でこれから住宅の取得を考えているユーザーと出会えて、信頼関係を結ぶのは結果的に実業の業績に反映される。とにかく、住宅取得で不幸になる人を救うという社会的に大きな価値を生む存在になる。

  • 若本 修治

    若本 修治 所属:ダブルネットワーク株式会社

    一般の個人にとって、人生で最大の買い物は間違いなく住宅で、しかもその意思決定が、金銭面だけでなく家族の暮らしにも長きにわたって影響を与え続けます。
    しかしほとんど不動産や建築の知識がないまま、売り手側のプレイヤーしかいないマーケットに出向き、購入を迫られるというのがこれまでの住宅取得でした。
    難しい言葉でいえば『情報の非対称性』という、売る側のプロと購入側の素人の“情報格差“が大きい中で、大きな意思決定を迫られるということです。

    この状況を埋めるサービスが潜在的に求められているものの、これまでそのようなサービスはビジネスとして成り立ちませんでした。
    情報リテラシーを埋める手段としての、住宅情報誌や総合展示場でのイベント開催で、専門家と言われる人たちの記事やセミナー等の情報発信はありましたが、それはあくまで”海外旅行における「ガイドブック」“に過ぎません。

    水田さんが市場を開拓した『住宅プロデュース』という仕事は、実際に海外旅行に帯同する「添乗員兼通訳」のようなもので、無事に帰国できるだけでなく、出会いや感動を体験できるようなナビゲート役がいれば、旅の楽しみは倍増するでしょう。旅行代理店にも『旅行業務取扱管理者』という資格があるように、特に住宅建築においては新しい職能・新たな資格が求められています。

    すでに売り物になっている不動産の売買を行う『宅地建物取引士』では、主任から「士業」になったとしても、売り手側のプレイヤーに過ぎず、建築に関しての知識・経験・目利きにおいても全く別の職能が必要です。
    つまり「施主の代理人」として、利害の調整や交渉、建物完成までの喜びや満足感をナビゲートをする、住宅プロデュースという業務を行える人材の育成と資格の認定です。

  • 岩山 健一

    岩山 健一 氏 所属:株式会社日本建築検査研究所

    この日本において住宅を専門に建設する会社、いわゆるハウスメーカーと言われる企業はその品質や性能の実態としての低廉さが、社会に対して真実として伝わっていないという事実がありながら、国も行政もマスコミも知らん顔を装っています。
    私はこれらハウスメーカーらの実態を生の現場に斬り込んできました。

    その結果として思うことは、ハウスメーカーは誠実に家造りをしている工務店の敵ではないということです。
    つまりハウスメーカーの仕様はそれほど低廉で、社員技術者のレベルも極めて低いと言うことが私の見た彼らの実態であります。

    しかし一度得た知名度はとても印象強く、またテレビコマーシャルでの印象はとても心に残るものとして消費者の記憶に刻まれてしまっています。
    私はそれを何とか気付いてもらうべく、講演活動やハウスメーカー名を伏せてのマスコミ報道を行ってきましたが、やはり多くの人に知ってもらうためには、ひとりでも多くの賛同者と、その事実を正しく発信できる団体の発信力が必要であると感じていました。

    一般社団法人住宅プロデューサー育成協会は、そのような中で、私が今までに知り得てきたハウスメーカーの実態を余すところなく、また隠し立てすることなく伝えて行ける場が提供されるところだと考えます。

    誠実に営業をしている工務店、ビルダー、また家づくりにおいて真実を知りたいという住生活者の方々にとって、有用に活用できる情報発信の拠点となるであろうと期待されます。
    これからの日本は産業構造の変革が求められます。2020年以降に勝ち組として残れるように、また価値のある家を手に入れられるように、一般社団法人住宅プロデューサー育成協会を育てたいと思います。

  • 吉田 泰造

    吉田 泰造 氏 所属:株式会社関西工務店

    先ず、工務店の立場に立って考えたときですがお客様と工務店(営業)の立場は50対50ではありません。
    申し上げるまでもなく工務店は請負の上で弱い立場であります。ですから「あの手この手」でお客様を獲得するべく必死で立ち回ります。
    「当社は〇〇が売りですから他社より優れていますよ」
    「家族の健康をお考えであれば当社の建材を強くお薦めします」
    「コストで負けませんよ」
    「金利が安いから今すぐ建てないと損しますよ」
    そのようなトークは何度も練習していますので、実際どのお客様にも同じセールスが成り立っています。

    一方お客様の立場に立って考えたときは全く逆の捉え方になると思います。
    「私は建築のプロではないから」と営業のプレゼンを全面的に信じて信頼しきってしまうことがほとんどだと思います。
    お客様から見ればやはり自分が弱い立場なのです。
    最終は「この人(会社)なら信用できる」という感覚的な理由が決め手になるのではないでしょうか。

    この問題を解決するためにはお客様がいろいろな人の意見を聞き、建ててくれる会社を自分で比較して選択することしかないのです。
    しかしながらコストや仕様、人柄の比較だけで住宅のような大きな買い物をするのはいかがなものでしょうか。もっとお客様にも正しい知識を持っていただき、自分基準の納得できる住まいを手に入れていただくことが重要です。
    しかしながらお客様が住宅について多角的に勉強できる場はまだそう多くありません。

    住宅プロデューサーの登場によりお客様と工務店がもっと良い関係になれることを期待して、貴協会の設立を強く推薦いたします。

    ■ 講座について どのような人、会社、資格取得者に学んで欲しいか
    お客様、供給者の区別なく、正しく住宅に関わりたいと思う方はだれでも「自分基準の住まいづくりセミナー」に参加していただきたいと考えています。ここには他社排除やお客様の囲い込みは存在しません。
    この講座を受ければ業績がアップするというノウハウを提供する場でもありません。ただ正しい情報を買う人にも知ってもらって供給者が売りたい住まいを買うのではなく、自分がほしい住宅に出会える文化を作っていきたいのです。
    工務店の立場で自分の首を絞める一面も実はあるかもしれませんが、私達供給者も、知識と見識を持ったお客様とおつきあいさせていただくことのほうがお互いに幸せなことなのですから。

    ■ その講座を学ぶことでどのような効果(成果)、価値が得られるか
    まず、住まいをつくる過程をご説明します。
    着工-地縄-遣方という工事の工程ではなく、住まいが欲しいきっかけからスタートし、モデルハウスまわり・ヒアリング・銀行との相談・土地探しなど工事の契約までがいかに重要であるかをお伝えします。
    そして工事が実際に始まったあとのお客様がチェックするポイント、お金を支払うタイミング、カーテンや電話などを決定するタイミング、見積書の確認の仕方、お住まいを始めてからの工務店とのお付き合い方法など、お客様-供給者-住まいの三者がずっと幸せな関係で寄り添える秘訣をお伝えできればと考えています。
    この講座を受けることで、ある程度供給者を分類で分ける能力が身につきますので、今後の住宅(供給者)選びが大変楽になります。

  • 石本 光史

    石本 光史 氏 所属:株式会社システムデザイン・アクティ

    『住宅を購入する側』と『住宅を提供する側』の間には、『売る』『買う』という商行為が必ずついて回ります。

    『住宅を購入する側』は、“夢の我が家”を求めて、信頼できるパートナーを探しています。『住宅を提供する側』は、どんな綺麗事を言っても、『売上』を作る事が大前提です。そこには、他社との競争があり、社内にはノルマもあるのが現実です。それは、企業が生き残る為には当然でもあります。お客様を目に前にして、やるべき事は『自社で契約』をしてもらう事です。しかも、なるべく早く!『自分の家が欲しい!』と思っているお客様に対して、買って頂く為に徹底的に営業活動を行います。当然、自社の家の良さをアピールします。
    低価格が売り物の住宅会社は・・・『家賃並みの支払いで・・・』
    そこそこの価格帯の住宅会社は・・『史上最低の低金利、今が買い時・・・』
    性能が売り物の住宅会社は・・・『家は性能だ!・・・』

    住宅購入を検討するお客さまは、明確な判断基準を持てないままに『夢の我が家』を求めて彷徨う事になります。

    住宅に関する『デザイン』『快適性』『断熱性能』『耐震性能』・・etc。実際にそれらを手に入れる為には、住宅そのものの知識は当然に必要ですが、『住宅ローン』や『住宅関連税制』等に関する知識も必要です。そのようなオールマイティなパートナーに出会えれば、何がしかの判断基準を持つ事が可能ですが、このような多岐に渡る専門知識の全てを持って接してくれる『プロフェッショナル』は、ごく僅かである事が現実です。

    価格を優先するあまり、性能や快適性の低い家を購入してしまう。
    性能を優先するあまり価格の高い家を購入してしまう。

    そうならないように、この全てをバランスよく検討したい!というのが『住宅を購入する側』の本音です。勿論、住宅購入を検討する時には、『住宅を購入する側』も、ある程度の勉強は当然するべきですが、所詮は素人です。その時に、公正な第三者として『住宅プロデューサー』にバランス良くサポートして貰えたら 『住宅を購入する側』にとって心強い存在になると思います。

    ■ 講座について どのような人、会社、資格取得者に学んで欲しいか
    住宅購入を検討する人の『最初の相談者』となる訳です。現在、そのような立場でお客様と接している方(通常は営業担当者)、建築士、施工管理技士、ファイナンシャルプランナー、税理士・・等、その分野のプロとしての知識を保有している方が、『住宅購入を検討する人』の多くが悩む『資金』や『税制』まで含めて正しく情報を提供する事で、相談者にが自信を持って住宅購入計画を進める事が出来るようにサポートしてあげるべきとお考えの方に受講して頂きたい。

    ■ その講座を学ぶことでどのような効果(成果)、価値が得られるか
    住宅購入を検討する人は、住宅に求めるモノも幅広く、また所得層も幅広く存在します。住宅会社の営業担当であれば、提供する住宅の機能・性能・価格・・ターゲットを絞り込む事が可能ですが、住宅プロデューサーとしては、相談者を絞り込む事は不自然かもしれません。
    最終的には、『設計士』と『住宅会社』への橋渡しを担う役目ですので、相談者の住宅に対する希望、適切な予算設定等に対して適切なジャッジをする役目があります。住宅のデザイン、素材、設備、性能・・全てにおいてその方の『住宅購入予算』とのバランスの上に成立します。
    相談者の【予算】= 自己資金(相続資金含む)』+『住宅ローン借入額』の見極め。ある程度の予算の巾(上限・下限)の見極めをする必要があります。また、その決定には、将来の『子供の教育資金』、『老後資金』まで含めた検討が必要です。住宅購入に関わる資金、税金に対する知識と適切な提案技能を身に付ける事が出来ます。